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カーズの魅力

『カーズ』は、2006年に日米で公開されたピクサー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメーション映画作品です。第64回ゴールデングローブ賞では、この年に新設されたアニメーション映画賞を受賞し栄えある受賞1作目となりました。
ストーリーは、車が擬人化されており、個性豊かなキャラクターたちとレースを競い合いながら主人公のライトニング・マックィーンが成長していく様子を描くシンプルな構成ですが、人間と動物などが一切登場しない作りは、ピクサーの中でも異色の作品です。2011年には『カーズ2』が公開され、ピクサー映画としては『トイ・ストーリー』シリーズに続いて続編が出来た作品でもあります。
2作目には、日本も登場するせいもあったのか、日本国内での興行収入は前作を上回りました。2014年に公開された『ベイマックス』にも日本文化を思わせるシーンがたくさん登場しましたが、ここ最近のピクサー映画はかなり日本を意識しているのが実感できます。
カリフォルニアのディズニーランドには、東京ドーム1個強の広大な敷地に、『カーズ』をテーマにしたエリア「カーズランド」が2012年にオープンしました。
3つアトラクションのうちのメインアトラクション「ラジエーター・スプリグス・レーサー」は、ラジエーター・スプリングスの街並みなどを楽しんだあと、『カーズ』の車に乗り他の車との競争が始まります。このエキサイティングなアトラクションでは、時速65kmで映画と同じようなレースが体感できます。